　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山の本　紹介

　　若い頃、バラバラと統一性も何も無く、手当たり次第に読み散らかしてきた山の本の中から、幾つか心に残っている本を取り出してみました。
　山の本には古今東西の名著・典籍・ベストセラーと称されているものが沢山ありますが、それらは私の筆が及ぶところではありません。
　ここに取り上げたものは、一部を除いてマア余り売れなかった部類の本、古本屋でも地べたに積まれて忘れ去られたような本ですが（失礼）、
　時代を越えても燻し銀のような輝きを持っていると思います。また、近年出版された新刊本も幾つか紹介しています。　

紀行	槇有恒　「山行」	槇有恒　「わたしの山旅」	浦松佐美太郎　「たった一人の山	板倉勝宣　「山と雪の日記」
	松濤明　「風雪のビバーク」	村井葵　「幻想のヒマラヤ」	高木正孝「パタゴニア探検記	高木・渡邊「垂直と水平の道」
	串田孫一編　「忘れ得ぬ山」	芳野満彦　「山靴の音」	西堀栄三郎　「南極越冬記」	村山雅美　「地の果てに挑む」
	上田豊「残照のヤルン・カン」	石川信義　「鎮魂のカラコルム」	加藤泰安　「放浪のあしあと	加藤泰安「森林・草原・氷河」
	中村保「ヒマラヤの東」他４冊	山の本・編　「人はなぜ山ヘ」	柏瀬祐之　「午後三時の山」	池内紀　「ニッポンの山里」
	川口慧海　「チベット旅行記」	色川大吉　「雲表の国」	色川大吉　「チベット曼荼羅の世界」	色川大吉　「わが聖地放浪」
	西川一三　「秘境西域八年の潜行	川喜田二郎「鳥葬の国」	藤原新也　「西蔵放浪」	藤原新也　「印度放浪」
	山本紀夫　「雲の上で暮らす	関野吉晴　「グレートジャーニー」	向一陽　「奥アマゾン探検記	梅棹忠夫　「モゴール族探検記
	冒険の蟲たち（新装版）	E.サトウの明治日本山岳記	阿部幹雄「生と死のミニャ・コンガ」	松田宏也「ミニャコンカ奇跡の生還」
	細田弘「そのまた向こうの山と空」	細田弘「山に入る日」	西川一三「秘境西域八年の潜行」	沢木耕太郎「天路の旅人」
	角幡唯介「狩と漂泊　裸の大地1」	角幡唯介「犬橇事始　裸の大地第二部」	谷文晁　三宅修「日本名山圖會」
随想　他	辻まこと　「山からの絵本」	坂本直行「山・牧場・原野」	坂本直行「はるかなるヒマラヤ」	大島亮吉　「山―随想―」
	探検者の会編「京大探検部」	井上靖　「氷壁」	大谷一良　「心象の山々」	伊谷純一郎「原野と森の思考」
	Herzog, M. Annapurna	R.ムーア「トレイルズ」	青柳健　「郷愁の山」	中村哲　「天、共に在り」
	加藤泰三　「霧の山稜」	上田哲農「日翳の山ひなたの山	西丸震哉　「机上登山」	西丸震哉「山だ　原始人だ　幽霊だ」
	坂本直行　「山・原野・牧場」	藤木・三田監修「ケルンに生きる	周はじめ　「原野の四季」	周はじめ　「牧場の四季」
	松山義雄　「狩の語り部」	平野惣吉他　「山人の賦」他	柏瀬祐之　「ヒト、山に登る」	雑誌「アルプ」
	F.モェット　「狼が語る」	小林尚礼　「梅里雪山」	斎藤淳生編　「大日岳の事故と事件」	田口洋美　「新編越後三面山人記」
	岡本綺堂他　「山の怪談」	気象のことば科学のこころ	神沼克伊「白い大陸への挑戦」	高橋大輔「漂流の島」
	鈴木牧之「北越雪譜」	藤原章生「ぶらっとヒマラヤ」	内山節「人間はなぜキツネにだまされなくなったのか」	宇江敏勝「山びとの記　　　　　　　木の国　果無山脈」
	松田宏也「足よ手よ、僕はまた登る」	更科源蔵「北海道・草原の歴史から」	池内　紀「山の本棚」	中村哲　「思索と行動」　上、下巻
技術書他	Mountaineering	菊池敏之　「最新アルパインクライミング」	渡邊輝男　「セルフレスキュー」	猪熊隆之　「山岳気象大全」
	富士山・村山古道　関連図書２冊	富士参詣曼荼羅図		猪熊隆之　「山の観天望気」

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